1995年イーグルプルーフ銀貨の価格状況と2021年イーグル銀貨(新デザイン)

2021年は、イーグル銀貨にとって特別の年となりました。

2021年は、旧デザイン(type1)の最後の年であり、また、新デザイン(Type2)の最初の年でもあります。つまり、2021年は、新旧のデザインが混在する年とも言えます。

さて、イーグル銀貨は、通常貨幣(MS)とプルーフがありますが、ウエストポイント造幣局鋳造の1995年のイーグルプルーフ銀貨の価格について見ていきましょう。

価格面では、1995年のウエストポイント造幣局で鋳造されたイーグル銀貨は、発行数の少なさ(約3万枚)から取引相場は2万ドル以上にもなっています。(現在の相場は落ち着きつつあり、過去5万ドルに達したこともあります。)

現在、円安が進んでいますので、(運よく?)アメリカで調達し日本国内に持ち込む場合には、輸入消費税を含めると300万円近くになるでしょう。アメリカのコインは、ヨーロッパのそれと比較して価格変動が激しいのですが、所有しているのであれば現物資産としても価値が高いコインであると言えるでしょう。

 

さて、同様の経過をたどるかどうかはわかりませんが、当店では、2021年のイーグル銀貨(新デザイン)の鋳造初日版(PCGS鑑定品:MS70)を10枚程度調達できる見込みであり、骨董月夜楽天市場店auPAYショップ「アンティーク月夜」にて販売の予定です。

新デザインの初日鋳造されたイーグル銀貨に対して、PCGS社はグレードの他に「First Day of Production」と表示されているのが特徴です。(表示されないと初日鋳造なのかわかりませんよね。)

なお、FDI「First Day of Issu」(発行初日版)とは区別されます。First Day of Production」は、制作(鋳造)初日のコインであることを意味しています。

さて、アメリカのコレクターは、今後、どのように評価するのでしょうか?

楽しみでもあります。