鑑定機関は2社(NGC社、PCGS社)をおさえる

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コイン市場にでのコイン売買においては、鑑定済みのものと未鑑定のものに区別できます。結局のところコインコレクター次第ですが、コインの価値を損ないたくない、あるいは資産として持っておきたいということであれば、鑑定済みであり、かつ保護ケース(スラブケース)でパッキングされたものを選ぶべきだと考えます。

鑑定機関は、アメリカの大手2社が存在します。ひとつはNGC社、もうひとつはPCGS社です。

他にも鑑定機関は存在しますが、コイン市場においてもこの2社が標準と言っていいでしょう。ebay等でコイン価格の傾向を見ていても、この2社以外の鑑定済みコインは、敬遠される傾向があるようで若干安い値付けされている場合もあります。

もちろん、コイン自体に問題があるわけではなく、コレクターの意向あるいは鑑定機関の知名度がコイン価格に反映していると考えられます。念のため、付け加えますが、上記2社以外の鑑定機関が何かしら劣っているということではありません。あくまでも、2社が業界標準になっているということです。

 

補足:この記事は日本以外のコインを対象に考察したものです。(NGC社やPCGS社も日本のコインも鑑定しますが、鑑定の依頼等については日本国内の鑑定機関にお願いするのもいいと考えます。)